バイクのチェーン交換方法 かしめ編

チェーン交換方法
【チェーン交換の目安】
●シールチェーン
15,000km〜20,000km
●ノンシールチェーン
約5,000km
※あくまで推奨です※



【必要工具】
●27mm メガネレンチ
●19mm メガネレンチ
※短めのタイラップ(2本)
●D.I.D かし丸君 KM500R 40型or50型
中身のパーツはバラ売りしている
U字ホルダー/カシメ・カッターピン/かし丸君本体/ボルト/圧入プレート(プレートホルダー)


【チェーン交換方法】
1. 古いチェーンの取り外し
a. U字ホルダーを裏側からハメる
チェーンを切りやすいジョイント部分でセット
穴にピンが合う様にする(穴があいている所)
進行方向側のピンを切る(抜く)
b. ボルト内に格納されているピンを逆に付けてカットピン側を上にする
c. U字ホルダーに本体を接続する
その際はAの位置に合わせる
カットしたいピンにぴったりと合う様に仮止めする
注意ポイント>プレートとピンが直角になっているかどうか?
d. 27mmのメガネレンチで本体を抑える
e. 19mmのメガネレンチでボルトにセットして回してイク
急に回すとピンが折れる可能性があるのでゆっくりと
目視でピンが押し出されてるかどうかを確認しながら回す
f. ピンが動き出したら古いピンがプレートから抜けるまで回す
g. ピンが抜けたらかし丸君をチェーンから外す
古いチェーンはそのままにする
h. 古いチェーンと新しいチェーンをタイラップでつないで入れ替える

2. チェーンのジョイント方法
シールチェーンの場合は以下のパーツが必要です。
・ジョイントリンク(足立側)x1・シールx4・外プレートx1・塗布用グリス
※チェーン購入時に同梱されています※
a. グリスをジョイントリンクの足部分とシールにめちゃくちゃ塗布
b. 足にまずシールをひとつずつつける
c. 新しいチェーンにもグリスを塗りたくる
e. スプロケットの部分で合わせてジョイントリンクを裏から取り付け
f. 残りの二つのシールもグリス塗布しまくりでつける
g. プレートを被せる

3. ジョイント部分のかしめ作業
この際は作業がしやすい場所へジョイント部分を移動させてだ行を行う
a. U字ホルダーを後ろ側からあてる
この際、圧入したいピンの裏側にU字プレートの窪みに2本とも合う様に設置する
b. ボルト内に入っているピン抜きを反対に向けて取り付ける
c. 圧入プレートをその反対にしたピンの裏側にセットする
d. U字ホルダーに本体を設置(Aに合わせる)
e. プレートがチェーンのプレートに当たる様に仮止めを行う
f. 27mmと19mmで締め込む。
g. 締め込んでいくとプレートが圧入されていく
h. レンチが重く成る部分まで回す
i. かし丸君をはずす
j. 圧入作業がきっちり終わったかの確認は圧入プレートを当てて横のチェーンプレートと平になっているかを確認する
k. チェーンがしっかり屈折するかどうかを確認する
l. 圧入ホルダーを後ろからハメる
m. 本体をU字ホルダーに取りつけるその際位置はBにする
n. ボルトを手で閉めて行きカシメピンがピンへしっかりついているか確認しながら仮止め
o. 22mmと19mmのメガネレンチで締め込む(固くなったら終了)
p. かしめ作業がしっかり行われているかどうかをカシメピンを当てて確認する
!!!かしめされてない場合はカシメピンがしっかりささらない!!!
q. もう一つのカシメも同じ方法で行う。ひとつずらして行う